ペイシェントハラスメントに対する方針


ペイシェントハラスメントとは
ペイシェントハラスメントとは、患者さんやその家族から受ける理不尽な要求や不当な要求、暴言・暴力、セクシャルハラスメントなどのことです。
ペイシェントハラスメントを受けた事で、本来行うべき医療現場の業務に支障が出てしまい、他の患者さんにも影響が及びます。また精神的に大きなストレスを抱えて離職してしまう貴重な医療従事者も少なくありません。
どのようにペイシェントハラスメントを防ぎ、対処するかは、医療業界における重要な課題の一つです。
当院で治療を受けられる皆さまへ
つきの歯科クリニック(以下当院)は、患者・家族に対して真摯に対応し、信頼や期待に応えて、これからもより良い歯科医療サービスの提供に心掛けていきます。
しかし、ごく一部の診療を受ける患者・家族、その関係者から、常識の範囲を超えた要求や当院の職員への人格を否定する言動・暴力・セクハラ等、その尊厳を傷つけるものもあり、これらの行為によって職場環境や診療環境の悪化を招いております。
当院では、ペイシェントハラスメントを放置せず、職員のみならず、他の患者様・ご家族の人権を尊重し擁護するため、これらの迷惑行為等に対して、毅然とした態度で対応してまいります。
当院では、以下に示すペイシェントハラス等の迷惑行為があった場合には、診療をお断りする場合があります。患者さん及び職員の安全を守り、診療を円滑に行うため、ご理解・ご協力のほど、宜しくお願い致します。
◆ペイシェントハラスメント被害を受ける恐れがある場合や、実際に被害にあったと判断した場合は、警察に通報します。
ペイシェントハラスメントに該当する行為等
職員、他の患者様・ご家族、その関係者等に対し、以下のような行為がペイジェントハラスメントに該当しますのでご注意ください。
患者・家族からの要求の内容が妥当性を欠く場合
- 病院の提供する医療サービスに過誤(ミス)・過失が認められない場合
- 要求する内容が、病院が提供する医療サービスの内容とは関係がない場合
要求内容の妥当性にかかわらず不相当とされる可能性が高いもの
- 身体的な攻撃(暴行・傷害)
- 拘束的な行動(不退去・居座り・監禁・長時間の電話や対応)
- 精神的な攻撃(脅迫・中傷・名誉棄損・侮辱・暴言)
- 差別的な言動
- 威圧的な言動
- 性的な言動
- 土下座の要求
- 職員個人への攻撃・要求
- 継続的な(繰り返される)、執拗な(しつこい)言動
- 交通費の請求や診療費の不払いの要求
- 金銭保証の要求
- 謝罪の要求(土下座を含む)