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お口の中のカビ

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こんにちは。院長の月野です。
6月に入り、曇りの日や雨の日が多く、
いよいよ本格的な梅雨の時期の到来を予感しています。

梅雨の季節と言えば、ジメジメした湿気。
湿気が多いと、
消費期限が過ぎた、冷蔵庫に入れずに
棚に置いてあった食料品が
カビてしまい食べられなくなった、なんて経験を
誰しもお持ちだと思います。

意外に思うかもしれませんが、
我々のお口の中にもカビはいます。

カンジダと言うカビで、
普段健康な方は何も症状が出ませんが、
高齢者や低年齢の児童、
成人の方でも疲労がたまり、
免疫機能の低下した方や、
副腎皮質ホルモンや免疫抑制剤を
長期に使用した方、
あるいは抗菌薬や消毒薬の長期使用により、
お口の中にいる常在微生物叢が
変化してしまった方等には
症状現れる場合があります。

写真は、典型的な口腔カンジダ症の写真です。
カンジダ特有の偽膜の形成により
口唇粘膜や舌、頬の粘膜に
白い病変が見られます。

症状としては、口の中全体が
ひりひりする灼熱感、接触痛で、
食欲減退、酷い場合は
食事を摂る事が困難になる事もあります。

当医院では、そういった
口腔カンジダ症の患者様に対して、
問診を取り、適切な治療を提供しております。

必要に応じて、本当にカンジダが原因かどうか、
院内で培養して検査する
『カンジダディテクター(カンジダ簡易検出培地)』
使用しております。

また、カンジダ症の患者様には、
フロリードゲル経口用2%(口腔・食道カンジダ症治療薬)
処方を実施しております。

お口の中全体が何か白い、
中々治らない口内炎がある。
口の中が痛くて食べられない等、
口内カンジダ症が疑われる場合は、
お早めに受診して下さい。

 

また、そういう口腔カンジダ症の予防としては、
義歯(入れ歯)を普段使用されている方は、
毎晩の義歯の科学的な洗浄を、
義歯洗浄剤を使って行って下さい。

そして、義歯を使っていない方には、
舌の表面に付いた舌苔を除去するのに役立つ、
舌ブラシの使用をお勧めしております。

当医院受付にて販売しておりますので、
ご興味をお持ちの方は、
受付にてご購入して下さい。

お口の中を清潔にするよう心がけ、
湿気に負けない健やかな口元を保ちましょう。

 

【医院からのお知らせ】
7月26日(土曜日)午後の診療は、
施設への往診のため、休診とさせて頂きます。
ご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。
何卒ご理解の程宜しくお願い致します。

 

つきの歯科クリニック
〒555-0031
大阪府大阪市西淀川区出来島2丁目7−8
TEL:06-6471-6000
URL:https://moon-dc.jp/
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